コンテンツにスキップ

アステリア (企業)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
インフォテリアから転送)
アステリア株式会社
Asteria Corporation
種類 株式会社
市場情報
東証プライム 38530
2007年6月22日上場
本社所在地 日本の旗 日本
150-0012
東京都渋谷区広尾1-1-39
恵比寿プライムスクエアタワー19F
設立 1998年9月1日
業種 情報・通信業
法人番号 2010701012175
事業内容 ソフトウェア開発・販売
製品サポート
製品コンサルティング
製品トレーニング
デジタル・デザインの制作
デジタル・デザインのコンサルティング
代表者 代表取締役社長兼CEO 平野洋一郎
資本金 22億7534万3330円
発行済株式総数 1749万1265株
売上高 連結:29億6758万7000円
単体:25億6161万8000円
(2022年3月末日現在)
経常利益 連結:39億8439万2000円
単体:2億3662万1000円
(2022年3月末日現在)
純利益 連結:25億1044万1000円
単体:2億1456万1000円
(2022年3月末日現在)
純資産 単体:58億8248万5000円
(2022年3月末日現在)
総資産 単体:78億3074万1000円
(2022年3月末日現在)
従業員数 連結:132人
単体:91人
(2022年3月末日現在)
決算期 3月31日
会計監査人 太陽有限責任監査法人
主要株主 平野洋一郎(11.07%)
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(10.13%)
北原淑行(5.28%)
[1]
外部リンク www.asteria.com/jp/ ウィキデータを編集
テンプレートを表示

アステリア株式会社(英名:Asteria Corporation)は、企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しているIT企業。

2018年10月1日インフォテリア株式会社からアステリア株式会社に商号を変更。1998年に国内初のXML専業ソフトウェア会社として設立された。

XML技術をベースとしてシステム連携を行うパッケージソフト「ASTERIA Warp」を主力製品とし、モバイルコンテンツ管理サービス「Handbook」や、IoT活用モバイルクラウド基盤「Platio」、エッジコンピューティング用ミドルウェア「Gravio(グラヴィオ)」など「つなぐ」ことをテーマにしたソフトウェア製品の開発・販売を行っている。

沿革

[編集]
  • 1998年
  • 1999年
    • 1月 世界初の商用XMLエンジンiPEXを出荷開始。
    • 3月 個人投資家(エンジェル)を中心とした増資で3,400万円を調達。
    • 6月 日本テクノロジーベンチャーパートナーズ(代表:村口和孝)を中心とした増資で6,600万円を調達。
    • 11月 国内VCを中心とした増資で6億円を調達。
  • 2000年
    • 3月 海外金融機関を中心とした増資で20億円を調達。
    • 4月 子会社インフォテリア・ネットワークス株式会社、インフォテリア・コミュニケーションズ株式会社、Infoteria USAを設立。
  • 2001年
    • 2月 国内初のRosettaNet対応パッケージソフト「Asteria for RosettaNet」を出荷開始。
  • 2002年
    • 5月 インフォテリア・ネットワークス株式会社を吸収合併。
    • 6月 「ノン・コーディング」をコンセプトとしたシステム連携パッケージソフト「ASTERIA R2」を出荷開始。
  • 2003年
    • 10月 「ノン・コーディング」のコンセプト進化させたシステム連携パッケージソフト「ASTERIA 3」を出荷開始。
  • 2005年
    • 3月 インフォテリア・コミュニケーションズ株式会社を吸収合併。
  • 2006年
    • 8月 ソーシャルカレンダー「c2talk」をリリース。
    • 9月 トピック管理サービス「Topika」をリリース。
    • 9月 Infoteria USAが、Cometを使ったチャットサービス「Lingr」をリリース。
  • 2007年
  • 2008年
    • 1月 SaaS型データ連携ソフト「ASTERIA On Demand」を提供開始。
    • 2月 マスターデータ管理パッケージソフト「ASTERIA MDM One」を出荷開始。
    • 4月 オンライン付箋サービス「lino」をリリース。
    • 8月 Infoteria USAが、ミニブログサービス「Rejaw」をリリース。
    • 10月 ファイル転送サービス「OnTranq」をリリース。
  • 2009年
    • 4月 「Lingr」と「Rejaw」のサービス終了。
    • 6月 iPhoneコンテンツ作成・配信・閲覧の統合サービス「Handbook」を提供開始。
    • 6月 Infoteria Corporation USAを閉鎖
    • 9月 インフォテリア・オンライン株式会社を吸収合併
  • 2010年
    • 3月 Twitter対応iPhoneカレンダー「TwitCal」を提供開始
    • 5月 「Handbook」のiPad対応版を提供開始。
    • 6月 「Handbook」のAndroid対応版を提供開始。
    • 10月 「TwitCal」をEvernoteGoogleカレンダーに対応し、「SnapCal」と改名して提供開始。
  • 2012年
  • 2013年
    • 9月 香港に「 Infoteria Hong Kong Limited」(100%子会社)を設立。
  • 2014年
    • 2月 インドネシアの「Sribu社」へ出資し持分法適用会社化。
    • 6月 シンガポールに100%子会社「Infoteria Pte. Ltd.」を設立。
  • 2015年
    • 9月 熊本県小国町と小国杉保全の協定を締結し「インフォテリアの森」をスタート。
    • 12月 プライベート・ブロックチェーン技術を有する「テックビューロ」と事業提携。
  • 2016年
    • 6月 CData Software inc.と共同出資でCData Software Japan合同会社を設立[4]
    • 10月 ASTERIA Warpの新ラインナップ「ASTERIA Warp Core」を提供開始。
    • 10月 モバイルアプリ開発ツール「Platio」を提供開始。
    • 10月 ヒト、モノ、情報がつながるリアルな空間「IoT Future Lab.」を開設。
  • 2017年
    • 4月 英デザイン戦略コンサルティング企業「This Place社」を買収し100%子会社化。[5]
    • 6月 エッジコンピューティング用ミドルウェア「Gravio(グラヴィオ)」提供開始。
  • 2018年
    • 3月 東京証券取引所市場第一部へ市場変更。
    • 3月 投資専門子会社Asteria Vision Fund Inc.を米テキサス州に設立[6]
    • 4月 AI研究開発専門子会社Ateria ARTを設立[7]
    • 10月 インフォテリア株式会社からアステリア株式会社へ商号を変更[8][9]

主な製品・サービス

[編集]
  • ASTERIA Warp - ノーコードのデータ連携ツール
  • ASTERIA Warp Core - ASTERIA Warpの基本機能を厳選しパッケージ化。月額課金
  • ASTERIA MDM One - マスターデータ管理を行うパッケージソフト
  • Handbook - モバイル向けコンテンツ管理(MCM)サービス
  • Platio - IoT対応モバイルアプリ開発基盤
  • Gravio - エッジコンピューティング用ミドルウェア
  • SnapCal - パーソナルクラウド対応“つながる”カレンダー ※iPhone/iPad/Android用アプリ
  • lino - オンライン付箋サービス ※SaaSで提供

役員

[編集]
  • 平野洋一郎 - 代表取締役 執行役員 社長/CEO
  • 北原淑行 - 取締役 執行役員 副社長/最高技術責任者
  • 五味廣文 - 独立社外取締役(新生銀行 会長/元 金融庁長官)
  • Anis Uzzaman - 独立社外取締役(Pegasus Tech Ventures, CEO)
  • 時岡真理子 - 独立社外取締役 (East Meet East CEO, 元Quipper共同創業者/COO)
  • 正宗エリザベス - 独立社外取締役(元在日オーストラリア大使館公使)
  • 齊藤裕久 - 常務執行役員 最高財務責任者
  • 黄 曦 - 常務執行役員 中国開発センター担当/亿福天(杭州)信息科技有限公司 董事長
  • Dusan Hamlin - 執行役員 Global COO/This Place Limited CEO
  • 熊谷 晋 - 執行役員 エンタープライズ本部長
  • 田村 健 - 執行役員 研究開発本部長
  • 長沼 史宏 - 執行役員 コミュニケーション本部長
  • 髙野 善晴 - 常勤監査役
  • 赤松 万也 - 監査役
  • 長崎 玲 - 監査役

過去の主な社外取締役

[編集]

主な参加団体

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 2022年3月期 有価証券報告書
  2. ^ インフォテリア、SaaS専業子会社「インフォテリア・オンライン」を設立 | アステリア株式会社”. データベース連携からシステム統合まで、企業システムの「つなぐ」を実現 | アステリア株式会社. 2023年7月21日閲覧。
  3. ^ インフォテリア、米Extentech社を買収し100%子会社化 | アステリア株式会社”. データベース連携からシステム統合まで、企業システムの「つなぐ」を実現 | アステリア株式会社. 2023年7月21日閲覧。
  4. ^ CData Software Japan 合同会社に日本法人を再編
  5. ^ 英デザイン戦略コンサルティング企業This Place社を買収 | アステリア株式会社”. データベース連携からシステム統合まで、企業システムの「つなぐ」を実現 | アステリア株式会社. 2023年7月21日閲覧。
  6. ^ https://www.asteria.com/jp/news/press/2019/02/08_01.php 投資専門子会社「Asteria Vision Fund」の設立について
  7. ^ AI研究開発子会社「アステリアART(アート)」の設立について
  8. ^ 商号の変更及び定款の一部変更に関するお知らせインフォテリア 2018年5月22日
  9. ^ インフォテリア、社名をアステリアに変更 10月1日付 日本経済新聞 2018年5月22日
  10. ^ 熊本R&Dセンターの設立について 新型コロナウイルス感染症を受け、オフィスの地方分散を推進 | アステリア株式会社”. データベース連携からシステム統合まで、企業システムの「つなぐ」を実現 | アステリア株式会社. 2023年7月21日閲覧。
  11. ^ 「中部事業所」を愛知県名古屋市内に新設 | アステリア株式会社”. データベース連携からシステム統合まで、企業システムの「つなぐ」を実現 | アステリア株式会社. 2023年7月21日閲覧。
  12. ^ 必要な時に必要な人が集う場所。新たな概念の本社 センターオフィス を新設! テレワークの常態化で無人状態もあるオフィスは AI・センサー が常時監視 | アステリア株式会社”. データベース連携からシステム統合まで、企業システムの「つなぐ」を実現 | アステリア株式会社. 2023年7月21日閲覧。
  13. ^ アステリアが軽井沢に初のリゾートオフィスをグランドオープン ウェルビーイングと生産性の向上を両立する「森の書斎」として | プレスリリース | ニュース”. アステリア株式会社 (2023年7月4日). 2023年7月21日閲覧。
  14. ^ BCCC - ブロックチェーン推進協会”. bccc.global. 2023年7月21日閲覧。
  15. ^ 【NCPA】 ノーコード推進協会 No Code Promotion Association” (2023年6月23日). 2023年7月21日閲覧。

外部リンク

[編集]

座標: 北緯35度36分7秒 東経139度44分8秒 / 北緯35.60194度 東経139.73556度 / 35.60194; 139.73556